2014年6月26日木曜日

RPGの面白さってなんだ?! RPGの定義編


どーも。RPG大好きノンジャンル人生です。

中高生の頃は、RPGばかりやってきました。
まぁ、しばらくゲーム離れしていた時期がありましたが、やっぱりRPGは楽しいですね。現在ペルソナQを進行中です。ダンジョンRPGは余りやったことないですが、このちまちまと進めていく感覚、個人的にはたまりません。


さて、RPG好きで、自分でもRPG作っている身として、一度はRPGの面白さについて語ってみたいと思います。興味ない人はスルーしてください。(そもそも興味のない人がこのブログ見るのか怪しいが・・・)


まず、RPGとはなんぞや?というところから始めたいです。ちなみに引用とかのない、いい加減なものなので、話半分で聞いてもらって結構です。


RPG、すなわちロールプレイングゲームの略ですが、このロールプレイ、その意味合いを深く考える人はあまりいないと思います。そのまま訳せば、役割を演じることとでもいいましょうか?簡単にいえばごっこ遊びのようなものなんです。遊びの参加者が何かの役割を演じれば、それだけでロールプレイと呼べるんですよ。それこそおままごとも、仮面ライダーごっこも、プリキュアごっこも、広義の意味ではロールプレイなんです。


「おい待て、それじゃあ何で現代では剣持って魔法ぶっ放して魔王を倒すゲームがRPGと呼ばれているんだ」ってなりますよね?

ゲームとしてのRPGは、アメリカのテーブルゲームからはじまっています。もともとは戦争シミュレーションだったものを、兵器や軍からキャラクターに置き換えたものだそうです。

RPGの原点を探ると、必ず出てくるが「ダンジョンズアンドドラゴンズ」(以下D&D)でしょう。いわゆるテーブルトークRPGと呼ばれるこのゲームは、「剣と魔法の世界でダンジョンに潜り、ドラゴンを倒してお宝を手に入れる」という内容を、ボードとサイコロ、そしてゲームマスター(いわゆる審判みたいなもの)によって再現したものです。この剣と魔法の世界というのは、指輪物語の影響を受けているそうです。日本ではロード・オブ・ザ・リングの映画で有名ですね。

このようにアナログの遊びであった時点で、現在のゲームの基礎ができているんです。探索・戦闘・成長・職業・種族などなど、今でも通ずるところがあると思います。役割を演じるという意味からすると限定的ではありますが、ごっこ遊びと比べると厳密にルールが敷かれており、「キャラクターを演じながら遊ぶ」ことがしっかりと確立していることが分かります。


で、時代は移り、コンピュータの普及が始まりました。RPGもコンピュータ上での再現が試され、世界ではウィザードリィ・ローグ・ウルティマがヒットしました。しかしこのゲームを聞いたことない人もいると思います。そうです。日本では日本市場向けにアレンジしたゲームが発売され、話題になるからです。

そう、みんな大好きドラゴンクエストです。

日本のゲーム市場は子供向けでした。ファミリーコンピュータでのソフトの普及は、子どもたちへの求心力があるかないかが重要なのです。そこで漫画家鳥山明の採用による、子供受けの良いポップなファンタジー世界を作り上げました。それに合わせ、ゲームシステムの簡約化、目的の明確性をはっきりさせ、子供でも楽しめる遊びを体現したのです。

だいたいこんなところでRPGのベースが完成しました。のちにFFシリーズが役割を演じるゲーム性からストーリー特化の演出へ変化したものを打ち出し、またゲーム機器の性能向上による3D化が起こりましたが、本質的にRPGの定義は変わってないので割愛。その後日本ではドラクエとFFを元に、海外ではウィズなどを元に、RPGのバリエーションを各社で作っていきました。


まとめると、D&Dがほぼゲームの遊び方を確定し、それがコンピュータに移行され、バリエーションが生まれていった感じです。そういった意味ではD&Dがいかに偉大なゲームなのか分かりますね。


定義はだいたいここまで。

また次回に続きます。

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